中部横断自動車道Wロックオーガ地すべり抑止杭打設工事

掘削状況

【工事名】中部横断自動車道Wロックオーガ地すべり抑止杭打設工事

【発注者】NEXCO中日本

【元請業者】某ゼネコン

【元請業者】某ゼネコン

【一次業者】ジェコス株式会社

【工事種別】地すべり抑止杭(H鋼杭)打設工事

【工法】Wロックオーガ工法

【現場の特徴・課題】

  1. 中部横断自動車道の暫定2車線区間において、4車線拡幅工事を実施する工事
  2. 切土による道路築造を実施中に法面がはらみ出し、応急処置として押さえ盛土を施工
  3. 恒久対策として換算N値100程度の泥岩層に抑止杭(H-350)を打設することとした
  4. 共用中高層道路脇での施工であり、エアーをふかした時に粉塵が通行車両に影響を与えるため、ダウンザホールハンマでの施工は困難であった
  5. さらに、抑止杭打設箇所にアースアンカーが施工してあり、P Cアンカー線を切断しながら削孔・打設する必要があった

【対応策】

  1. スクリュー式Wロックオーガ工法(アボロンAG8500+AGD8000)を採用した
  2. 外側オーガAGD8000のトルクを確保するために、内側用油圧系統とは別に、0.7m3級バックホーの油圧系統から油圧を供給した
  3. 外側ケーシングビットでアースアンカーを切断することで、アンカーがスクリューヘッドおよびスクリューに巻きつくことなく、先行削孔することができた
AG8500+AGD8000
全体写真
撤去したPCアンカー
中部横断道から眺める